アニヤ･ハインドマーチ？

夕方のニュースでなにやら「アニヤ･ハインドマーチ」というエコバッグがとてつもなく大人気だという報道を見た。（Yahoo!のトップニュースにもなりました）

どうやらこのバッグは、イギリス人デザイナーのアニヤ・ハインドマーチが、レジ袋(プラスティック・バッグ)の消費を抑え、少しでも環境保護に役立つようにと、何度も使えるおしゃれなバッグを提供しようと作られた物だそうです。

限定400個。定価2100円。とてもリーズナブルです。

2100円のバックですよ？それをなんで2万、3万4万、中には8万とか出して買うのか…

ファッションとしての希少価値という点ではまぁ仕方ないかなとは思いますが、エコ目的でこれを持って「私ってエコしてる」なんて事を本気で思っている人が居たら本気で頭を疑います。

日本には奈良時代から究極のエコバッグがあります。

風呂敷ですよ。

マジで風呂敷は結び方を変えるだけで何でも包めます。スイカも、一升瓶も、ご祝儀も、布団も、、仏壇だって運べる。あんな布きれ一枚で様々な用途に使える。しかも持つときに重さが気にならずに持つことも可能。まさに究極のエコバッグだと我が輩は思うのです。

転売屋に4万も出す余裕があるんだったら、正絹の上等な大きめの風呂敷買ってもお釣りがくると思う。で、そのお釣りを新潟に募金するとかさ、なんか日本人として、人間としてもっと有効な使い方あるんじゃないのかな？なんて思ってしまいました。

別にバッグ自体を批判はしていませんよ。むしろブランド物（？）のバッグを2100円で提供するアニヤさん（？）は凄いと思いますよ。（言い換えれば実際4万でも売れる商品だってことだからね。）

なんつーか、2100円のバッグを4万とかで買っちゃってたら、アニヤさんだってなんだかなぁだろうし、ただの「エゴバッグ」ですよ…ってのが言いたかっただけです。

ちなみに我が輩は、エコとかは関係なく、近所のスーパーに行くときは、昔4枚セットで3600円で買った、ほぼ日永久紙ぶくろを利用しています。これは折りたたんでコンパクトに持ち運べるし、丈夫なんで2005年に買った物ですがかなり重宝しております。

で、なんでそれを持って買い物に行くかというと、レジ袋貰わなければ3円分のポイントが付与されるからなんですけどね(笑)まぁ地球とかは正直考えていませんが、自分にとってのお金という限りある大切な資源を重要視した結果でありますので、まぁこれもある意味エコ？なんて思ってます(笑)

あ、あと最後に、オシャレとしてこのバッグに4万出すなら良いと思いますよとは言っておきます。我が輩が言いたかったのは「エコだから」と4万出す人の頭を疑いますと言うことですので。誤解無きよう。